『爆弾紳士の挑戦状』円盤ライダーらしい作品

リアル爆弾処理ゲーム『爆弾紳士の挑戦状』、
開始から丸1ヶ月が経過して、2ヶ月目に突入しております。

200名以上の方が爆弾解体に挑んでくれており、
大変嬉しい限りでございます。

そんな『爆弾紳士の挑戦状』ですが、
ご存知の通り、演劇パフォーマンスユニット“円盤ライダー”の新たなコンテンツである、
“円盤ライダーRPG”という冠を背負って開催しております。

そう、単なる謎解きイベントではなく、円盤ライダーの看板を背負っちゃってる訳です。
今回の制作裏話は、円盤ライダーの看板を背負ったが為に苦労した部分について記して参ります。
ちなみに筆者は円盤ライダー本編の企画制作には関わっておらず、
円盤ライダーRPGの企画制作をしている者でございます。

 

円盤ライダーの看板を背負って作品を作るということは、
その最たる魅力を作品の中に込める事にあり!という事でしょう。きっと。
そう、単に円盤ライダーが関わってる企画!ってだけでは看板を守る事にはならない訳です。

その為、制作過程において円盤ライダーの魅力を再考しつつ、
『爆弾紳士の挑戦状』がそれを満たしているのか?
満たしてなければ満たす為に何を加えれば良いのか?
を常に検討しておりました。

 

まず円盤ライダーの魅力って事で思いつくのは、
「役者がいる場所が舞台だ!」のキャッチコピー通り、
劇場ではなく、いろんな場所で演劇を行うことだと思います。

これまでも、レストラン、ホテル、ギャラリーなど、
場所に合ったリアリティある作品が数多く産み出されてきました。

まあ、この“場所”に関しては『爆弾紳士の挑戦状』は軽くクリアー。
劇場ではなく爆弾魔のアジトで行いますから。
アジトの場所についても、アジトっぽい場所を選んでおります。
自信アリ♪

 

もう一つ、最たる魅力と言えるのは、そのストーリーかと思います。
円盤ライダーは、「楽しく!面白く!最後はほっこり!」みたいな作品が多い。
(ちなみにこんなキャッチはありません)

なので、『爆弾紳士の挑戦状』も最後はほっこりさせねば!と企画立ち上げ時から意気込んでおりました。
が、これが長きに渡り大きな悩みの種になったのです。

『爆弾紳士の挑戦状』はざっくり言えば、爆弾魔が仕掛けた爆弾を解体する話です。
そんな話で最後ほっこり気分になるって、どういうこと?
爆弾を無事に解体してバンザーイ!ってだけでは、スッキリしてもほっこりしません。
もし、爆弾紳士を逮捕したとしても、ホッとはしてもほっこりしません。
しかも演劇パートの時間は限られている為、あまり話を深くする事もできないわけです。

いろいろと悩み、考えて、悩み続けた結果、現在公演中の内容にたどり着きました。
ストーリー自体を考えて事もそうですが、1点工夫したところと言えば、
謎解きパートである爆弾解体中に布石を入れ込んだところです。

ここでは内容については書けませんが、
成功時のエンディングでは、ほっこりしてもらえるんじゃないかなと思います。

実際にほっこりするかどうかは、
あなた自身の手で爆弾解体をして、是非、成功エンドを観てみて下さい♪

先日、新たに設けた演劇バージョン公演でも、成功エンドは観る事ができます。
謎解きをしなくても良いので、謎解きが苦手な方でも大丈夫な公演です。

謎を解いても解かなくても!
楽しく!面白く!最後はほっこり!
しに来て下さい♪