『爆弾紳士の挑戦状』の謎は理系的?

リアル爆弾処理ゲーム『爆弾紳士の挑戦状』の制作裏話、
今回は謎解き部分について、掘り下げてみようと思います。

『爆弾紳士の挑戦状』はそのタイトル通り、
義賊気取りの爆弾魔である爆弾紳士が謎を解いて爆弾を解体してみろ!
と皆さんに挑戦してきているお話です。

冒頭の芝居パートでそういった世界観を作ってから、
爆弾解体の為の謎解きパートが始まります。

謎を作る際に注意したのは、謎解きパートに入っても、
その世界観が壊れるような事がないように、ということ。

その為に、
爆弾紳士が作るとしたらどんな謎か?
という事を念頭に置きながら謎部分を作りました。

爆弾紳士は様々な爆弾を自分一人で作ります。
ということは、工学系の知識を持った理系の人間のはず。

そんな爆弾紳士が作る謎はどういう謎か?
そう考えて作った結果、
『爆弾紳士の挑戦状』には理系っぽい謎が多くなりました。

ちなみに、爆弾紳士が爆弾解体の為に残している手引書も仕様書風に作ってあり、
文章も気持ち論文風に書いている部分があったりします。

 

一つ一つの謎も、爆弾解体の手順に沿うように作っています。
例えば、光センサーに関する謎は、光をテーマにした謎になっていたり。

また、謎を解くために使用する道具もパソコンやCDプレイヤーなど、
電気機器が多く出てきます。
それも、爆弾紳士っぽいというか理系っぽいかなぁと考えた結果だったりするわけです。

そうやって謎解き部分を作った結果、

「今までにないタイプの謎だと思った」
「解きごたえがあった」
「最初はちょっととっつきにくかった」
「数字が多く出てきた気がする」

そんな感想を頂いております。

こういった謎解きが好みかどうかは人によって分かれるかと思いますが、
出てくる謎解きがストーリーに馴染んでいるかどうか、
という点にも着目して頂けると、『爆弾紳士の挑戦状』をより楽しんで頂けるかと思います。